村ステイ 2

また明日・・・と言いながら、今日になってしまいました。
ネット環境が不調だったのです。
ブルキナでは、「食べられるときに食べる」「飲める時に飲む」「水が出るうちにシャワーを浴びる」「トイレに行けるときに行く」「電波が良好な内にネットをする」って大切で、何でも後回しにしたがるわたしはよく困っています。
ぐずぐずしていると、何らかの原因(停電や断水など)で困ったことになるんです。








さて、つづき・・・。

●食べ物
☆一日目夕飯→パスタ、コーラ
この日はわたしの為にコーラを用意してくれました。
もちろんぬるかったけど、まさかコーラが飲めると思っていなかったので嬉しかった!
パスタは薄い目のタラスパの味・・・。
美味しかったけど、一体なぜタラスパの味だったのかは暗くてよく見えず謎のまま。

☆二日目朝食→パン、紅茶

☆二日目昼食→トー(具:鳥)、マンゴー
トーはブルキナで食べられている一般的な食事。
また今度紹介します。

☆二日目夕食→トー(具:たぶん鳥)
お昼に作ったトー。

☆三日目朝食→オムレツをはさんだパン、紅茶
前日にわたしが訪れた家で貰ってきた玉子があったので、ママがオムレツにしてくれました。

☆三日目昼食→リソース(具:うさぎ)、マンゴー
リソースはお米にソース(具の入ったスープ)をかけた、これもブルキナの一般的な料理。
お肉が鳥ではなかったので、なんだろうなぁと思いながら食べていると、「ほら、あつこが昨日写真で撮ったやつだよ」なんて言われる。

☆三日目夕食→リソース(具:鳥)

☆四日目朝食→オムレツをはさんだパン、紅茶、マンゴー

☆四日目昼食→トー(具:鳥)、マンゴー

・・・食事は、日本のものとかなり異なっていて、味付けも慣れていなくて、うーん、ちょっとわたしにはきつかったです。
でも、どうしても残したいという一言が言えなくて、ちょっと涙目になりながら完食しました。
わたしをもてなす為に、わたしの分のお肉を多くしてくれたり、おかわりを勧めてくれたり本当に有り難かったのですが、食文化の違いは難しいですね。

●余暇
村の暮らしは基本的にのんびり。
みんながのんびり(しているように、わたしには見えました)。
色んな人が家に入れ替わり遊びに来ては、マンゴーの木の下の木陰でおしゃべりをして帰っていく、の繰り返しでした。

みんなでおしゃべりしたり、ただぼんやりしたり、そんな時間がとても大切にされているように感じました。
逆にわたしもパパに連れられていろんなお家にお邪魔させてもらいました。
家の中は暑いので、どの家庭でも家の外の日陰の憩いスペースで団らん。

そうそう、土曜日から一年に一度の村のお祭りがたまたま開催されていました。
メイン会場の広場にはこんな感じで人がたくさん。

あとは村中をこのもじゃもじゃの精(?)がうろうろしていて、彼らがなかなか攻撃的。

お金や物を要求し、木の棒を放り投げ、ダンスし、気が済むと帰っていく感じでした。
わたしにまだフランス語の理解力がなさすぎたせいで、お祭りの意味やもじゃもじゃの正体がわからないままで、非常に残念。
フランス語がもうちょっとできるようになったらもう一度説明してもらいたいなぁ・・・。



たった3泊4日ではあったけど、村ステイに行って本当に良かったです。
なんだか、ウルルン滞在記みたいでした。
村の人と同じ家に住み、同じものを食べ、同じ時間の過ごし方をする。
その中でいろいろ感じることが多くて、とても有意義な時間でした。
ここに書いたことはびっくりしたことが多かったので、なんだかマイナスな感じに読めてしまったかもしれないけど、村のみんなが温かく迎えてくれていつも周りに笑顔が溢れていて、楽しくて穏やかな素敵な4日間でした。
他の隊員のみんなもげっそりして帰ってくるかと思ったら、久々に会ったみんなはすごく元気で、興奮しながらそれぞれ自分の村の話を笑いながら楽しく報告し合いました。


またいつかsogossagassoに遊びに行こう。