木工科クラスの先生

わたしと同い年のウェンスくん。
15歳でワガドゥグのろうあ学校を卒業した後、木工職人さんの元で修業。
24歳からここ、ジニアレろうあ学校の木工科で先生をやっています。
聴覚障害を持っている彼は子どもたちの兄貴分であり、バリバリ働く姿は彼らの目標でもあります。

そのウェンスが、わたしのデスクでいつになく真剣な表情です。
真剣になにをやっているかというと、手紙の文面を考えているところ。
日本の聴覚障害者の人に手紙が書きたいというので、今いっしょに文章を作っているのです。
書き上がったら日本に送ろうねー。